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摂食障害

摂食障害 妊娠できるのか

15年以上摂食障害に苦しんできた私ですが、先日お知らせした通り、無事出産いたしました。

よって答えは摂食障害でも妊娠できます。

  

しかし!!身体を作る成長期に摂食障害で身体を痛めてしまうと初潮が遅れたり、子宮や卵巣などの生殖機能の成長が遅れるなどの影響があります。

その影響は、将来的な妊娠の可能性に大きく関わってきます。

成長期が過ぎて体が充分に発育したあとの摂食障害であっても、そのリスクは同じです。

拒食や過食嘔吐による栄養不足やストレスは、無月経や無排卵など不妊症の原因となる症状を起こすことがあります。

排卵が起こらなければ妊娠は成立しないため、妊娠を望む女性にとってはとても深刻な問題となります。

このように、摂食障害がある状態で妊娠を望むには、様々なリスクを乗り越える必要があります。さらに、妊娠が成立してから出産まで継続させることに対して、胎児への影響も考えなければいけません。

摂食障害 妊娠・出産リスク

スウェーデン・カロリンスカ研究所の研究チームは、2003年から2014年の間にスウェーデンで出産した120万人の母親全員を対象とした包括的な研究が行なわれた。対象者の中には、2,800人近くの神経性無食欲症、1,400人の神経性大食症、3,400人の不特定の摂食障害患者が含まれていた。

解析の結果、摂食障害で、早産、小頭症、つわり、重度の吐き気と嘔吐など母親に悪影響を及ぼすリスクが高まることがわかったという。貧血のリスクに焦点を当てると、酷い神経性無食欲症を抱える、または不特定の摂食障害を持つ母親は、摂食障害のない母親に比べて2倍のリスクがあった。酷い神経性無食欲症は、分娩前出血のリスク増加とも関連していた。

妊娠合併症(高血圧・糖尿病など)のリスクも増大した。受胎時に、摂食障害の可能性があったにも拘らず1年以上摂食障害の治療を受けなかった女性は、摂食障害と診断されたことのない母親と比べて合併症のリスクが高かった。

自分

と、このような研究結果が出ていますが、まず今回は妊娠前から摂食障害であることによって起こるリスクを書いていきます!!

子宮や卵巣などの生殖機能への影響

栄養不足や過食でのホルモンバランスの乱れから、体がホルモンバランスをコントロールする視床下部や脳下垂にシグナルを送り、生殖機能の働きを止めてしまうことがあります。

生理が止まると子宮や卵巣が萎縮して機能が衰えてしまいます。

いったん生理が止まると、止まっていた期間の3~4倍以上の治療期間が必要と言われています。

無月経が長期間続いてしまうと、初潮前くらいに子宮が縮んでしまうこともあります。

また実際定期的に出血していて生理が順調にきているようにみえて、実は無排卵性周期症を発症している可能性があります。

生殖機能がうまく働かなければ妊娠はできません。

今は生理がなくて楽と思うかもしれませんが、将来的に不妊症につながる可能性があります。

ストレス

摂食障害はストレスがつきものです。

脳にある視床下部が生殖ホルモンをコントロールしています。ストレスを感じると、この視床下部がストレスに反応し、生殖ホルモンの分泌が後回しにされてしまいます。

生殖ホルモンの分泌が滞ると、ホルモンバランスが崩れ、生理周期が乱れたり、排卵機能が低下したりするため、不妊につながります。そして不妊の状態が続くと、さらにストレスを引き起こすという悪循環に。。。

ストレスにより生理が止まってしまうことももちろんあります。

またストレスの影響はそれだけにとどまらず、血圧が高まるなどから不妊そして、流産しやすさなど拡大してしまいます。

骨粗鬆症

生理がないとリスクが上がるとされる骨粗鬆症。

妊娠・授乳期間中は母体から胎児へカルシウムを供給するため、おのずと母体のカルシウムが消失してしまうからです。

加えて授乳期は無月経になるため、その期間が長いほど骨密度が低下する可能性が高くなります。

妊娠後骨粗鬆症の70%は初産時に発症し、産後6か月間の授乳で骨密度が5%前後低下、産後6カ月以上の無月経は産後骨粗鬆症のリスクと言われています。

通常は、授乳が終了し生理が再開した後は母体の骨密度も次第に回復していきます。

しかし、もともと摂食障害で骨密度が低下している場合、妊娠・授乳でさらに骨密度低下状態を招きやすくなる可能性があります。

もし脆弱性骨折を来たした場合には、骨の変形などの後遺症が永続する可能性があります。

妊娠や授乳中の長引く腰痛などがある場合には、きちんと検査することをお勧めします。

自分

私も今どんどん大きくなる我が子を一日何回も何時間も抱っこします。腰痛になりそれが長引き痛みが増し整形外科に行ったら圧迫骨折でした(;´・ω・)治療法は「安静」子育て中、しかも子どもがまだ小さいうちは無理です。痛い身にムチをうって抱っこしたり子育てしています。

栄養不足

妊娠前から慢性的に低栄養の状態にある人が妊娠した場合や、体重管理を厳しくしすぎて妊娠中の体重増加が不十分だったりすると、早産になる可能性があります。

早産で生まれる赤ちゃんは身体の成熟が十分ではないために、呼吸障害となったり、低血糖という身体のエネルギー不足に陥りやすいと言われています。

子どもがお腹の中にいるときのお母さんの栄養状態が悪いことが、子どもの将来の病気(高血圧や糖尿病など)と深く関係しているという学説もあります(バーカー説)。

妊婦の摂食障害全体は早産のリスクを1.3~1.6倍に増加させ、妊娠中の食思不振症は貧血のリスクを2倍にし、その他にも低出生体重や小頭症等の出生した児に与える影響も認められました。

出生体重の少ない子どもは、低血糖という身体のエネルギー不足に陥りやすいと言われています。

生後すぐの低血糖は脳の発達に悪影響を及ぼす可能性があります。

子どもの身体の機能の成長に影響があり、脳、視力、呼吸器など様々な機能に影響が及ぶ可能性があります。

冷え

人は食べ物を食べることでエネルギーを生み出すことができますが、摂食障害になってしまうとこれができなくなってしまいます。

ホルモンとは血流に乗って、ターゲットする部位に到着して、作用する生理活性物質です。

そのため冷え性のような血流が悪い状態が続くとホルモンがきちんと効く場所に届かず、作用しないことになってしまいます。ひいては妊娠しないということに結びつきます。

また血流が悪いと卵子、卵巣、子宮など妊娠するためにとても大事な機能に影響を及ぼします。

生理は必要なくなった子宮内膜を経血として身体の外に排出します。

しかし、血流が悪いとこの排出する働きも鈍くなるため、子宮が収縮を強めてなんとか排出しようとします。

この子宮の収縮が生理痛です。生理痛がひどい時は温めると楽になることがあるように冷えは生理にとても大きな影響を与えます。

また不要になった子宮内膜がうまく排出できずに子宮の中にとどまってしまうと子宮内膜や子宮筋腫など不妊の原因にもなる病気につながってしまうこともあります。

摂食障害 妊娠できるのか

上記のようなリスクはありますが、15年以上摂食障害してきた私でも妊娠・出産できました。

妊娠し、出産することはできます。

今摂食障害に苦しんでいる人も、そのご家族も安心してほしい気持ちと、不妊症に陥ってしまうリスクも背負っていることを知っていただけたらと思います。

摂食障害カウンセリング

何十年も戦ってきた摂食障害を、こうしてブログを通して伝えて、共に理解し、共感し、回復へ進めたらと思っています。

なかなか話せない、わかってくれる人がいない。当事者の方、ご家族様、周りの方々は本当に辛いと思います。

少しでも私の経験がお役に立てればと思っております。

今となっては母となった私です。

子どもの立場、母親の立場、両方を経験したことでお伝えできること、分かち合えることがあると思います。

カウンセリング興味ある方がいらっしゃいましたら、コメント(メッセージ)いただければと思います。

質問や、この時どうだったか等、疑問質問でも構いません。またこういうことを書いてほしいなどありましたらコメントいただければ嬉しいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

たまには美味しいもの食べてリフレッシュしましょう♪

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