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摂食障害

摂食障害・合併症~身体面~

摂食障害・合併しやすい病気、症状

リス

前回、合併症~精神的~だったけど、身体にはどんな影響、合併症が起きるの?

これだけ身体を痛めつけてるから、身体への影響は相当あるよ!目に見えなかったりするものもあるし、症状がなくなっても、この時痛めたことによって、あとになって出てくる症状(後遺症みたいなものかな)もあるよ!

自分

身体面

症状真っ只はもちろん、症状がなくなってから、これはあの時の影響でΣ( ̄□ ̄|||)

というものもあります。

酸蝕症(歯が溶ける)

嘔吐を繰り返すことにより起きる症状です。食べたものを吐く時、食べ物と一緒に大量の胃酸が逆流します。
胃酸は非常に強い酸性なので、歯を作っているエナメル質を溶かして、虫歯になりやすくなったり、神経が表面化して激痛が走ったり、20代で総入れ歯になってしまう人もいます。

これは、症状がなくなった今、とても後悔しているものベスト5に入る上位症状です!!病気が落ち着いて、初めて自分をまともに見れるようになった時、今まで虫歯ゼロだった私が、虫歯だらけになりました。虫歯になったら、歯医者に行って治せばいいじゃないって簡単に最初は思っていました。

しかし!!歯は一度削ると二度と復活しません!!神経を抜いてしまった歯はもろいし、虫歯で銀歯も増え、嚙み合わせも良くなくなります。最近では、ホワイトニング等も手軽にできるようになりましたが、一度治療した部分、神経がない歯はホワイトニングでは白くなりません。ホワイトニングでできないと、自費で高いお金を出して、セラミック等にするしかなくなります。食べることに執着があったからこそ、食べ物は美味しく食べたいと思います。でも、もし入れ歯等になれば、味覚も鈍くなります。脳、全身とも関係があります。見た目だけの問題ではない「」は大切にするべきです。

吐きだこ、誤飲

自己誘発嘔吐という行動をとってしまうことに関係しています。嘔吐を促す時に、指を口の奥に突っ込んで無理矢理吐こうとします。この時に手の甲が歯にぶつかってしまい、手の甲に炎症が起きて、そのうち皮膚が硬くなって吐きだこができます。
また、吐きだこを隠すために、手のかわりに道具を使って嘔吐をする人もいますが、嘔吐の際にあやまって道具を誤飲してしまい、救急車で運ばれる場合もあります。また、爪が喉の奥を刺激して潰瘍ができたりすることがあるようです。

これも、症状がなくなってからも、しばらくは付き合わなければいけない症状の1つです。一度できてしまった吐きダコはなかなか治らないので、何年も跡が残ってしまうことが多いのです。なるべく人に手を見られないようにしたり、人の目を気にしていました。また、吐いていない期間にタコを見ると、フッと症状真っ只中の自分がよみがえったりするのが嫌でした。

でも、このタコを消すためにも吐かないことを継続しなければ!!と逆に頑張ることができた症状でもありました。

月経不順・無月経・不妊

名前の通り3か月以上月経がこないことをいいます。人間の身体ってすごい。摂食障害になると少ない食事エネルギーを生命維持に優先的に使うために、身体が生殖機能を停止させるという脳の防衛反応なんです。

私は月経がなくなって、楽でいいじゃないって思ってました。何十年も月経はありませんでした。危機感も全くなかったです。しかし、身体は命の危機を感じて止めていたんです。痩せている自覚もない、周りから心配されることがあまりない時期(序盤)から止まったから、尚更危機感を覚えなかったし、「ふーん」くらいにしか思いませんでした。

月経は確かにめんどくさいけれど、月に1度の身体のメンテナンスであり、ホルモン分泌、子宮を整えてくれる大切なものです。月経があるということは、素晴らしいことなんです。自分身体を労わって、感謝を伝える週ですね。月経が何十年もなかった私は、結婚していざ子供が欲しいと思った時、不安・心配・恐れでいっぱいになりました。産婦人科にも、一度も行ったことなかったですし、もし授かれない身体だったら・・・と怖かったです。幸い妊娠できない身体ではなかったですが、先生からは妊娠しにくい身体だと言われ、不妊治療をしました。これも、後遺症なんでしょう。症状なくなってからも、最悪子供を授かることができなくなるかもしれない。もっと危機感を感じてほしい症状です。

骨粗しょう症

これは上記の無月経にとても関係している症状です。無月経になると女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が低下します。骨の形成には、エストロゲンには必要なのです。エストロゲンの分泌が低下すると新しい骨が形成されにくくなりますので、骨が弱くなったり骨粗鬆症になるリスクが高まります。

女性が人生のうちで最大の骨量(骨密度)を獲得できるのは、20歳になる前です。20歳で骨量が最大に達するとそこからは下がっていく一方です。しかも閉経後は急激に下がっていきます。骨の形成は10代のうちがとても大切なのです。10代のうちにしっかり骨が形成されないと、その後20代でいくら頑張っても骨量を増やすのは難しいのです。

そんな10代の大切な時期に無月経を貫いてしまった私の骨密度はとても少なく、骨折にとてもなりやすいです。転んだ拍子、ぶつけた拍子、1番驚いたのは靴を履くためにかがんで足を肋骨に押し付けただけで骨折しました(@ ̄□ ̄@;)!!こんなにもろくなっているなんて、思ってもいませんでした。今はまだ若く、転ぶことも少ないですが、年を取ったらさらに骨密度は減少し、転倒の可能性は増えるわけで。。。治らない一生の傷となりました。

唾液腺の腫れ

嘔吐をすると、食べ物を咀嚼消化しようと唾液がたくさん分泌されます。この唾液の過剰分泌が続くと耳や顎の後ろの耳下腺や顎下腺がむくんで腫れ上がり、悪化するとパンパンに腫れてラインが見えなくなってしまうくらいになることもあります。エラが張ってるみたいな感じ。

わかる人には、一発で「あぁ嘔吐してるな」ってわかります。

食道炎、食道癌、逆流性食道炎

過食の後に嘔吐を繰り返すと、胃酸の逆流によって食道を傷つけたり炎症を起こしやすくなります。
炎症が悪化すると、食道炎を引き起こしたり、最悪の場合は食道癌を発症する危険もあります。また、吐いた後じゃないのに食べたものが逆流してくるような感覚がある場合は、逆流性食道炎の可能性があります。

これも後遺症なのか、今でも胃腸は弱く、慢性逆流性胃腸炎です。胃腸薬など手放せないのと、飲み会でも、飲み過ぎ注意です。(飲み過ぎは、誰でも注意なんですけどね。)

低カリウム血症

これは病院で検査を受けた時に引っかかりました。血清中のカリウム濃度が低下してしまう電解質代謝異常症のひとつです。

症状としては、多尿、高血圧、疲労、筋力低下、神経機能の低下、不安、イライラ、抑うつ、睡眠障害、虚弱、便秘、乾燥肌、筋肉痙攣(こむら返り)などがあります。

便秘

摂食障害になると必要な栄養素が身体になくなり、様々な機能が低下してしまいます。食べていなければ出すものもないので、便秘になるりますし。胃腸の機能が低下した場合に起こります。便秘を解消しようと下剤を服用する傾向にあります。

便秘は摂食障害でなくても、テレビコマーシャルであったり、テレビの番組で特集があったりする位、一般的に、特に女性の悩みではありますが、出ない=身体に蓄積される=恐怖 となり、私も便秘薬を大量に服薬していました。最初は一般的な錠数だったのに、段々効き目と身体が慣れてしまい薄くなるのと、下痢して水分も全部出す位全部出したいと、錠数がどんどん増えました。実際下痢をしても、食べ物の栄養は吸収されます。体重減少するのは、水分が出て行っているからです。外出しても、トイレがないと不安で、常にどこにトイレがあるか把握していました。入院したことで便秘薬をやめることができましたが、最初は出なくて、でも食べなきゃいけなくて、辛かったです。でも、身体は、ちゃんと機能し出し、普通に排泄できるようになります。お腹マッサージしたり、腹筋したり、気持ち的にもやると落ち着きました。良かったら、YouTubeのエクササイズでもやりながら、自然な排泄を待って、感動を味わってみて。

冷え・低体温

食事量不足や栄養不足、無月経、筋肉が少ないことから、血液の循環が悪くなり冷え、低体温となります。

私も真夏でも必ず長袖でしたし、冬はとにかく寒くてタイツ、ズボン2枚重ねてはいていました。ヒートテックも3枚重ね。タイにいた時も1年中夏なのに、寒かった。

脱毛・産毛が濃くなる

栄養分が体の隅々まで行き届いていないから、またストレスによって脱毛が起きます。

逆に、食べずにやせ細った体を守るため産毛が濃くなります。上記の症状(体温低下)から、身体が体温を下げないようにするために濃くなります。体毛はもともと体温調節のためや外傷から皮膚を守るために生えているため、産毛が濃くなるのは、体が危険な状態にあると察知した証拠ともいえます。

私は髪の毛や腕の毛などは脱毛したんじゃにかと思う位つるつるに抜けました。しかし、両親からは、背中の毛、うなじの毛がすごいと言われていました。後ろで見えないので、わからなかったですが、それだけ体が危険な状態になっているということです。

不整脈

栄養不足、脱水症状になると、ミネラルバランスに異常をきたしてしまうようになり、低カリウム血症や低マグネシウム血症、低リン血症といったことも起こりやすくなってきます。こういった症状が起こりやすくなってしまうことで、不整脈が起きてしまうことがあります。この場合、とても危険な不整脈として意識しておくことが大切だそうです。最悪の場合、致死性不整脈、心不全となると突然死に至ります。

私は、よく心電図で引っかかってました。不整脈で、脈も小さかったそうです。そして、よく失神、てんかんを起こしていました。歩いてて急に倒れて救急車で運ばれたり、車に乗っていて急にてんかん発作を起こしたこともありました。その時、自分は意識を失うだけだったので、危機感を全く感じていませんでした(オイオイ( ̄∇ ̄;))親は本当に心配していました。外出も1人だと恐怖だったと言っています。死ななくて本当に良かったです。

不眠

これは精神疾患のジャンルにも当てはまるのですが。ホルモンの分泌が正常にできなくなるので、自律神経失調症が起きて不眠になったり、飢餓状態の時は、栄養がとれる機会にいつでも気付くように、睡眠が浅くなるという説もあるそうです。冬山で遭難したときに眠ってしまうと危ないのと同じで、身体は自らを守るために深く眠りこまないようにしているのかもしれません。合理的は不眠のため、睡眠薬はあまり効かないそうです。

それでも、寝れないことを訴えれば薬が出まるかな。。私は、飲んだら寝れるけれど、起きてもずーーっと眠い状態で四六時中フラフラの時もありました。歩くのもままならない状態で、母が横で支えながら歩いている状態。当時は拒食真っ只中だったため、フラフラ状態だと、食べることも考えられなくて、いいと思っていました。(考え方・・・(^^;))

低血圧・貧血・高血圧・糖尿病

身体が低栄養状態になり、低体温、低血圧になり、貧血の症状が出ます。これは、血液の中の赤血球の量が少ないことをいいます。赤血球は体に酸素を運んでくれるのですが、貧血がひどくなるとちょっとしたことで疲れやすくなったり、動悸がしたり、倒れたりします。

過食をする時は、どうしても炭水化物が中心のため、血糖値が急激に上がります。そのため血糖値を下げようとインスリンを過剰に分泌し、膵臓に大きく負担をかけ、機能性低血糖症を招きます。機能性低血糖症が長期にわたり続くと、その結果として糖尿病を引き起すことも分かっています。思春期でも糖尿病になる可能性は十分にあるため、注意が必要です。

私の知っている元摂食障害の人で、糖尿病の方がいます。インスリン注射を打ち、食事は食べたい物が食べれず、食事が楽しくないそうです。規則正しい食事をすれば大丈夫なんでしょ?って私は簡単に思っていましたが、予想以上に管理が厳しく、みんなと同じものも食べれず、ちょっとした甘いものにも気を使い、本当に楽しくないし辛いと思います。摂食障害の人は、食べ物に依存していますが、食べることは好きだと思います。その楽しみが一生失われます

合併症を引き起こす前に

リス

えぇぇぇすごくたくさんの症状があるんだね!!

そう。これも全部ではない位だよ。たくさんのダメージを与えてしまっているの。。。

自分

身体って本当にすごい。こうして私達の命を守ろうと、身体が低栄養状態になると、身体の中の残っているエネルギーを使わないようにしようとします。そうして頑張ってくれている身体に感謝すると同時に、ちゃんと栄養を与えてあげることが、身体にも精神的にも1番の元気玉になると思います。身体と心は比例します。両方をいっぺんには難しいですが、少しずつ、回復していけます。

もちろん治療に取り掛かるのが早いに越したことはありません。できれば、合併症をこんなにたくさん起こす前に少しでも早く、、。自分を知ってあげるためにも、病院には通った方がいいと思います。摂食障害は身体へのダメージがかなり起こるので、少しでも身体に異変が出ているようでしたら、少し大きめの検査もちゃんとできる病院の方がいいと思います。次回は病院選びについて書いていこうと思います。

摂食障害カウンセリング

何十年も戦ってきた摂食障害を、こうしてブログを通して伝えて、共に理解し、回復へ歩めたらと思っています。

なかなか話せない、わかってくれる病院がない、仲間なんていない。当事者、親御様、周りの方々は本当に辛いと思います。

少しでも自分が役に立てればと思っております。

興味ある方がいらっしゃいましたら、コメントいただければと思います。

質問など、この時どうだったか等、疑問質問でも構いません。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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