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摂食障害・病院選び

摂食障害・病院選びについて

リス

病院に通い始めたんだけど、先生と話す時間が少ないし、薬出されて終わりっていうのを毎週通ってて、意味があるのかな~。転院も考えているんだけど。。

病院は私も何十か所と転々としたよ。口コミが良かったり、名医って言われてるから、何時間もかけて通ったこともあったけど、実際どううなのか、どうすればいいのかわからなくなるよね。病院選びは難しいし、親御さんも必死で調べていることだよね。今回は私の経験と平行して、いろいろお伝えできたらと思います。

自分

「心療内科」と「精神科」の違い

私は、最初心療内科に通いました。両親は「精神科」というワードにすごく抵抗があったそうで、精神科は避けて病院を探したそうです。
病院に受診しようと思って調べてみると、精神科と心療内科を両方掲げている病院が多いかと思います。日本では、「〇〇科」と掲げるのは医師の裁量に任されています。やろうと思えば、精神科医が「美容外科」と名乗ることもできてしまいます。精神科医が開業するときは、できるだけ多くの患者に来てもらいたいので心療内科をかかげることが多いです。
精神科というと、私の両親のように受診に抵抗を感じてしまうことが少なくありません。心療内科もかかげておけば、受診しやすくなるという現実があります。このため精神科と心療内科を両方掲げているクリニックが多いので、「精神科=心療内科」と理解されている患者さんも少なくありません。

本来は精神科領域と心療内科領域は異なります。ですが患者さんも同じような認識をしているので、お互いの領域の患者さんを診る機会があります。
ですから精神科、心療内科のどちらを受診しても、標準的な治療が受けられます。
しかしながら、ときに問題となることがあります。内科よりの患者さんが精神科医に受診すると、身体の病気に気づかれずに精神科的治療が続けられてしまうこともあります。精神科よりの患者さんが内科医に受診すると、適切な薬物療法や精神療法をうけられずに症状が悪化してしまうことがあるそうです。

心療内科

精神科も心療内科も、どちらも「こころ」が原因になって生じる病気をみていくことは共通しています。
精神科と心療内科の違いは、その中心となっている症状にあります。心療内科は主に心身症を扱う内科です。
精神的・心理的要素が原因で胃潰瘍、頭痛、下痢等身体に症状が現れる身体疾患の総弥です。
心身的な治療を並行して、病気の原因となる心のケアを行います。

①検査を受けてもカラダに異常がないものの、原因不明の耳鳴りや倦怠感が続く

②一般内科で薬を飲んでいるのに腹痛が改善されない、または繰り返す腹痛と下痢など

③仕事に行くことを考えると頭痛がひどく、だるくて動けない

④身体的な不調があり、ストレスでも思い当たることがありしんどい

⑤心理的なことが原因で身体の不調を感じている

⑥人間関係の悩みがあり、気持ちがふさいでいる

⑦心理的に落ち込むことがあってなかなか夜眠れない

心療内科でよく扱われる疾患を挙げます。
胸の症状:心臓神経症・過換気症候群・肋間神経痛
おなかの症状:機能性胃腸障害・過敏性腸症候群
頭の症状:緊張性頭痛
その他:自律神経失調症・慢性疲労症候群・心的外傷後ストレス障害・ペットロス症候群・睡眠障害

精神科

精神科は、精神疾患、依存症等心の病気を扱う科。身体に異常がなくても、不安、不眠、イライラ、妄想等、精神的に問題があれば病気として認知されます。例えばうつ病でも頭痛や下痢の患者さんは多いですし、緊張型頭痛や過敏性腸症候群などの患者さんがストレスからうつ病を発症することもあります。

①周りにいる人が全員自分の悪口を言っているように感じる

②イライラしたり、気持ちが落ち着かない

③近所の人が自分を監視しているような気がする

④最近物忘れが増えた気がする

⑤食事やアルコールなどの偏向がある

精神科でよく扱われる疾患を挙げます。社会不安障害・パニック障害・強迫性障害・うつ病・統合失調症etc・・・

「病院」「クリニック」「診療所」の違い

簡単にいうと、規模や名所の違いです。

【病院】

入院施設があり病床数20床以上を保有している医療機関を、病院として定義しています。医師や看護師や薬剤師などの最低配置人数についても規制が存在します。また、病気になった人やケガをした人などが科学的でかつ適切な診療を受けることができるのも病院の条件のひとつです。そのため、病院は設備や環境が整っている必要があります。(病室や、診察室、調剤室、レントゲン室、手術室など)ちなみに、病院は建てることができる場所にも制限があります。

【診療所】

入院するための施設を有しないもの、または19人以下の患者を入院させるための設備を確保している医療機関を診療所と呼びます。診療所は管理者となる医師一名以外の医師、看護師、薬剤師等の配置標準人数の基準は設けていません。

【クリニック】

診療所と同じ意味合いで使用されることが多いです。入院するための施設を有しないもの、または19人以下の患者を入院させるための設備を確保している医療機関のこと。診療所と同じく、診療所は管理者となる医師一名以外の医師、看護師、薬剤師等の配置標準人数の基準は設けていません。

クリニックは医療機関の施設につけることができる名前であり、診療所の一種であることが多いです。「医院」や「診療所」よりも「クリニック」のほうが親しみやすい名前だから、こう名付けている場合が多いと思います。

医療機関の選び方

Businesswoman: check, index finger, point

身体と心は連動しているので、ご自身で判断できない場合も多いでしょう。

「精神科」と「心療内科」は、医師としての専門性は異なりますが、色々と上記に書きましたが、実際どちらを受診するか選ぶ際は、そこまで気にしなくても問題はありません。精神科医が心療内科の看板をかかげていることも多く、ストレスを原因とする身体の症状は、精神科医も治療経験を積んでいるからです。

選ぶポイント

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病院かそうでないか

☝前回書いたように、かなり身体へのダメージが多いので、症状があって身体にも影響がみられるようなら病院を選んだ方が安心です。
症状がおさまってきたら、病院以外や、カウンセリング、デイケア等を行っている病院に転院したり、それだけ別で通うのも方法です。

通いやすさ

摂食障害の治療をする場合い、しばらく定期的に通院することが必要になると思います。
1回、2回行って終わりではないので、まずは通院できる条件が整っているということが必須です。通うのに時間がかなりかかる場所だと、通い続けることが大変です。職場の近くや、帰りに寄れる場所だと、休みの日にわざわざ行く手間がなくなり、通い続けやすいです。
また、ショッピングモールや好きなお店がある駅等にすると、病院のついでにショッピングをしたり、通院以外の楽しみができ、行く億劫さが減ります。

予約のしやすさ

上記通いやすさにも繋がりますが、予約がある程度自分の行きやすいところで取れないと、通い続けるのは難しいです。
いくら評判が良く、いい病院でも予約状況が混み合っていて、なかなか予約が取れなかったり、待ち時間が何時間もあると、通うだけで1日終わってしまったり、待つのにイライラしたり、疲れてしまいます。
また診療時間、土日祝日もやっているか等、前もって調べておきましょう。

診察は自分の回復のための大切な時間です。先生も次回いつ頃にするか等、私達の状態を診て次の診察の間隔を決めてくれています。体調がいいと行く意味があるのかと思ったり、もっと間隔をあけてもいいんじゃないかと感じることもあるかもしれません。
その時は、先生に直接相談しましょう。
自己判断は危険です。客観的にみてくれている先生の意見を最初は聞いてみて。

医師の専門分野

クリニックごと(医師ごと)に得意な治療方法や専門分野が異なります。ホームページやそこに在籍する医師を少し調べてみましょう。自分がどうしても譲れないものがあれば、その点も含めて調べたほうがいいです。(男性の医師より女性の医師がいいとか、薬はなるべく飲みたくない等。)

治療内容

摂食障害の治療は一般的、投薬治療や心理カウンセリング療法、環境調整、認知行動療法、対人関係療法等が行われており、症状が重い人には入院による治療も受けられます。自分にはどれが合うかはわかりにくいですが、通う病院の治療方針は調べておきましょう。
また、本人もですが、親御様等に対してのサポートがあるか、親子相談として通うことができるか等も、親御様の場合、相談したり電話で問い合わせてもいいかもしれません。

病院選び・まとめ

摂食障害の治療は特殊で、治るまでに時間がかかるのが特徴です。そのため「治療がなかなか進んでいないのでは?」と不安になり、いろいろな病院で受診したり担当医を変更したりする患者さんがいます。
これをドクターショッピングと言いますが、摂食障害の治療をするうえでドクターショッピングを頻繁にするのは、それまで通った労力や治療がまた改めてスタートということになります。(ゼロからではないですが)合わない所に通い続けることはありませんが、なるべく転々としないよう、上記のポイントを参考に探してみてください。

地域によってはカウンセラーによる無料相談を実施しているところもあるので、それらを上手く活用するのも一つの手です。

もし不安な場合は、受診の予約の際に自分の症状を伝えて、診察の範囲内か確認してみるのもいいでしょう。

そして1番大切なのは、話をして「もう一度、この先生に会ってみたい」と思えることが何より大切だと思います。どんなに知識や経験が豊富であっても、温かい心の持ち主でなければいっしょに治療していきたいと思えません。通い続けること、信頼できること、自分のことが正直に話せること、相談できることが大切です。

といっても病院選びは難しいです。私も何十件と病院を転々としました。最後に通った精神科・心療内科のクリニックで初めてピン!!ときました。優しいわけでもなく(どちらかというと厳しい)かっこいいわけでもなく(笑)初めて行った時は、「次回までに私が言うことができなかったら、ここでは診れません」と言われ、今までだったらそんな冷たいこと言われて絶対二度と行かないんだから!!ってなったと思うのですが、その時はなぜかクソー!!ってなって、次の診察も絶対行くんだから!!ってなったんです。タイミングもあると思います。そこから、初めて摂食障害の症状と向き合った気がします。タイミング・フィーリング・ハプニングですね。ネットの口コミも参考になりますが、通うのは自分です。自分の直感も感じてみてください。

病院もさまざまあるように、治療法も色々あります。次回は、入院についてお伝えしていこうと思います。

摂食障害カウンセリング

何十年も戦ってきた摂食障害を、こうしてブログを通して伝えて、共に理解し、回復へ進めたらと思っています。

なかなか話せない、わかってくれる病院がない、仲間なんていない。当事者、親御様、周りの方々は本当に辛いと思います。

少しでも自分が役に立てればと思っております。

お話を聞くだけでも、だいぶ違いますし、自分の気持ちも整理されます。

カウンセリング興味ある方がいらっしゃいましたら、コメントいただければと思います。

質問や、この時どうだったか等、疑問質問でも構いません。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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